寝る時に英語を流しっぱなしにしても、無意味な理由

寝る時 英語流しっぱなし

英語学習において、聞き流すタイプの方法は昔から人気です。
楽な方法なので、取り組みやすいですよね。
その聞き流し系の一つとして、寝る時に英語を流しっぱなしにするという方法もあるようです。

結論からいうと、寝る時に英語を流しっぱなしにしても無意味だと思います。

やるやらないは個人の自由です。
でも、個人的にはやるだけの価値は全く見いだせないです。

本当にリスニングを伸ばしたいなら、評価をされている方法で勉強するべきです。
認められている方法なので、効率よく伸ばせると思います。

今回は、寝る時に英語を流しっぱなしにすることが無意味な理由や、逆にリスニングにおいて適した勉強法をご紹介します。
本当にリスニング力を伸ばしたい方は、是非ご一読ください。

英語の流しっぱなしが無意味な理由

最初に書いた様に、英語の流しっぱなしは無意味だと思います。

寝ながら、が悪いわけではないです。
机に向かっていたとしても、流しっぱなしは殆ど意味がないです。

なぜならば、英語は集中して聞くことが重要だからです。

リスニング力を伸ばす為には、聞き取れていない音を知ることが大事です。
流すだけでは集中して聞かないですし、それでは聞こえていない音が分からないです。
単に横から横に流れていくだけの作業ですから、効果があるとは思えないです。

もしそれが有効なのであれば、第二言語の習得なんて楽勝ですよね。

中国語をひたすら聞いていて、理解できるようになるでしょうか。
分からない言葉が流れているだけで、変化はないですよね。

リスニング力を伸ばしたい方がやるべきこと

リスニングを伸ばしたいなら、別のことをやるべきです。
大事なことは、下記の2つです。

1.まずは基礎固めを終える

集中して英語を聞くことは重要ですが、基礎知識があることが前提条件です。
基礎が無ければ、聞いても全くわからないという状態だからです。

知らない言語を集中して聞いても、何も聞き取れないですよね。
リスニングをするなら、基礎知識は必要になります。

英文も、いきなり読むのは無理だったはずです。
単語と文法を学んだからこそ、英文を読めるようになっています。

2.ディクテーションを行う

基礎固めを終えたら、集中して英語を聞く段階に入ります。
この時に気を付けたいのが、ディクテーションを必ず取り入れることです。
単に集中して聞くのではなく、ディクテーションをやることが大事です。

ディクテーションというのは、聞いた英語を文字に書き起こす作業を言います。
もう無理だと思える位、何度も繰り返し聞いて書き起こします。

それをすることによって、自分が現時点で聞き取れていない英語の音が分かります。
ディクテーションを続けることで、聞きとれていない英語の音が減っていくという流れです。
結果として、英語をちゃんと聞き取れるようになるという訳です。

慣れるまでが少し大変ですが、効果はメチャクチャあります。
大手の英会話スクールでも取り入れていますし、やるだけの価値は十二分にあります。

まとめ

リスニング力は、集中して聞くことが重要です。
寝る寝ないは関係なく、集中せずに英語を流しっぱなしにしても意味はないです。

また、リスニングをする上では基礎知識は必須です。
まずは最低限の知識を付けてから、英語を集中して聞いてみるようにして下さい。
その時にはディクテーションを必ずやると、効率よく実力が伸ばせると思います。

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オリバー
グローバル企業の法人営業(外資系企業)→管理部門担当。 海外案件や後輩社員への英語指導等の経験も交えて、主に英会話を中心に上達に役立つ情報を発信していきます。 東京都|30代|海外旅行|TOEIC925点|サッカー|